小学生の落語2010/02/06

小学4年の総合の授業に落語を取り入れている学校がニュースで紹介されていた。

落語好きの生徒がきっかけで、先生が授業に使うことを思いついたそうだ。

はじめは、恥ずかしがっていた生徒もだんだんはまって、お互いに
もっとこうしたらいいと、言い合って練習しているそうだ。

落語は実におもしろい。

ひとりで、場面、状況設定、人物といくつもの役割を言葉と表情、そしてその仕草で表現する。

これには、コミュニケーションの基本要素がしっかりとつまっている。
最近の子供たち、いや大人も含めてお互いに伝え合う力が弱くなっている中においてはとてもよいトレーニングになる。

しかも、子供たちはそんなトレーニングという意識はない。
単純に楽しんでいる。そして、真剣に練習して取り組んでいる。

練習した成果として、地域の高齢者施設で、落語会を開くそうだ。
いやあ、一石三鳥ともいえるこの取り組み。実におもしろい。