EaseUS Todo Backup Free8.5のネットワーク接続 ― 2015/07/28
あああ、苦労しました。
この半月。本日、やっと、やっと明かりが見えました。
ネットでいろいろ検索したものの、大ざっぱな説明はあるものの
具体的な記述がなく、さんざん苦労しました。
自分メモとしてここに残しておきます。
結論を先に書こうと思ったのですが、この2週間さんざん悩んだので
少し、経過も書いてから結論にいきます。
(はじまり)
○ディスクのフルバックアップ用に「ファイナル丸ごとバックアップ」を
使っていました。(購入版)。
・概ね定期バックアップに問題なく使っていました。
・あるとき、メインマシン(Windows7)の動きがおかしい。
右クリックしても左クリックのメニューが出たり、クリックして別のソフトが起動したり、徐々に徐々にひどくなる。
・ウイルスチェックしたが、検出されず。
・システムの復元は効果無し(システムの復元で復活したことは一度もない)
・そこで、1ヶ月前のシステムディスクから復元することになりました。
・復元は成功。なんとか、動きは普通になりました。
しかし、この「ファイナル丸ごとバックアップ」によるディスクの復元に
30時間かかりました。
システムディスクは約400GB。
・普段のバックアップは、大体1時間くらいで終わります。
バックアップ先は、内蔵の別のHDDです。ネットワーク接続ではありません。
×そこからの、復元に30時間はかかりすぎ。
仕事が2日間できませんでした。
そこで、他のバックアップソフトを調査することになりました。
候補は、NovaBackup と EaseUS Todo Backup。
フリー版があるので今回の主役であるEaseUS Todo Backup Free8.5を試すことにしました。
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ここからが徐々に内容です。
すぐにバックアップと復元の時間を計ればよかったのですが、
用心のため、
(1)CDブートが可能であり、
(2)ネットワークHDDから復元可能なこと
この2つが必須条件です。
「ファイナル丸ごとバックアップ」で以前にリストアした際に
この(2)番で本当に苦労しました。
なので、バックアップソフトの前提条件として、
(1)(2)が確実にできることを確認してからスタートです。
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そろそろ話をスピードアップ
対象ソフトは、EaseUS Todo Backup Free8.5
(1)ブート用CDは、右上の「ツール」の中の「ブータブルディスクの作成」を
選んで作れます。
・選ぶのは●WinPEブータブルディスクの作成
●CD/DVD
・生のDVDをドライブに入れておけばブータブルCDができます。
(重要事項)
※ブータブルディスク作成は、バックアップ、リストアで利用するマシンで作成するのがよい。
※作成するOSによって、つくられるWinPEが変わるようです。
Win8でつくれば、Win8ベースのPE?となるようです。
これがあとの(2)にも影響するのです。
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さて、ここから超本番。
(2)ネットワークHDDから復元可能なこと
これを検証します。
方法としては、バックアップ先として、ネットワークHDDが参照できるかを指定してみる。
ここからが、今回の山です。
■ネットワークのHDDが出てこない。
というか、指定の仕方がわからない。
▲バックアップ先の指定時に「ネットワーク」を選ぶと、指定入力欄に
「ネットワーク/」と表示されます。
▲そこで、ここにネットワークHDD「NetHDD1」の名称を入力したのですが、
反応なし。そのとき試したのは、
・「ネットワーク/NetHDD1」
・「ネットワーク//NetHDD1」
・「ネットワーク//NetHDD1/」
いずれもタイムアウトで反応なし。
これは、NICのドライバが合わずネットワークが見えないため
と思いました。
★実はこれが違いました。
●NICドライバが無い場合は、「ツール」の「Driver Manager」から
ドライバーを指定します。
上記「ネットワーク/NetHDD1」が認識されるまで、
Win7 32bit/64bit Win8 32bit/64bit とドライバ指定を入れ替えて
試しましたが、いずれも反応なし。
これを延々何日も試しました。
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ここから、結論を書きます。
★★ネットワークの指定の仕方が正しくなかった。
●入力欄に「ネットワーク/」が初期値として入っています。
これにネットワークHDDを入力していたのですが、
正解は、
×「ネットワーク//NetHDD1」ではなく、
◎「//NetHDD1/」
でした。
これに気づくのに半月かかりました。
私がアホと言えば、アホですね。
しかし、外部ディスクを指定するために「ネットワーク」をクリックすると
しばらく検索動作をして、その後空欄だった入力欄に「ネットワーク/」
と表示されるのです。
だから、その後に続けてネットワークHDDの名称を入れて、あれこれ試しました。
結論として、「ネットワーク/」は消去して、
「//NetHDD1/」
とすればよかったのでした。
・最後の / はなくてもよい。
・// はもちろん \\ ですね。
★★★(重要な発見)
●CDブートしたEaseUS Todo Backup Free8.5の
tool - Network Manager で、IP Address をクリックした際に
NIC名が表示される場合は、NICのドライバは正しくインストールされている。
これにまったく気づきませんでした。
・NIC名が表示されるのは気がついていましたが、
・ネットワークHDDを指定しても何も出てこないのでNICドライバが正しく入っていないと思いこみ、さんざん苦労していたということだったのです。
●NICドライバが正しくない場合は、上記IP Addressをクリックすると
ドライバーが正しくないと英語で表示されることが後でわかりました。
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★★★(おまけ)
●Windows8.1で作成したブータブルCDは、Win7マシンで使ってもドライバはOKでした。
・Windows7で作成したブータブルCDは、Win8マシン(というか別のNICマシン)で
使うとネットワークが見えませんでした。
よくわかりませんが、Win8で作成した方がNICドライバーに関してはよさそうです。
もちろん、ちゃんとTool のDriver Managerで適切なドライバーを指定すればうまくいくと思われますが、今回は、もうそこまでやりませんでした。
なぜって、Windows8.1上のEaseUS Todo Backup Free8.5で作成した
ブータブルCD/DVDであれば、他の2台のマシンでも使えたので。
さあ、ようやくこれから、バックアップと復元の所要時間の測定です。
ちょっと試した感じ、そこそこ早そうです。
30時間もかかる「ファイナル丸ごとバックアップ」とはおさらばしたい。
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