70兆の人体2010/03/08

人体の細胞はおよそ60兆とも70兆ともいわれる。

正確な数を数えることはもちろん不可能だが、
これらが協力して「私」をつくっていると考えてみると
実に不思議だ。

バラバラでは機能しないものなのに、それぞれが役割を果たして人間になる。

いってみれば、70兆の命が共同で我をなしているのだ。
考えれば考えるほど、すごい、驚異の世界としか言いようがない。

この細胞ひとつひとつは有機生命体である。
私は、ひとりではない。
70兆の生命が共同して『私』をつくっているのだ。

これをバラしつくしていけば、分子、さらには原子ということになる。
70兆という数字は紹介されているが、ひとりの人間が何個の分子、原子からできているのかという数字は、どこかにあるのだろうか。

あまりに、大きすぎて(バカバカし過ぎて?)誰もそんな数字を試算したことはないかもしれない。いったい、どんな計算をすればよいのだろうか。

人任せだが、誰か挑戦してほしいなあ。

<<生命共同体ご一同様>>